KikakuStretches

概要

内容

だだーっと引き延ばす感じのAEプラグイン。トランジション類含む計5種。
Win, Mac(OS X 10.7-)/ CS5-

頒布情報

コミックマーケット90 3日目 8/13(日)
Atarabi(東ム-49b)
5,000円

トライアル版

通常版 + オートポストプロセス機能(ヴィネッティング、クロスプロセス風色調補正、グレインノイズ)。

KikakuStretchesTrial-1.0.0.zip

KikakuStretch

概要

ある地点を始端として、線状に、円状にピクセルを引き延ばす、という発想から色々発展させたもの。

UI

動画

パラメータ説明

Type

どのようにストレッチさせるか決める。 Normal: 始端のピクセルの色をずっと引き延ばす。
Mirror: 始端から鏡状にピクセルをコピーする。
Transition: 始端の色から終端の色までをトランジションする。
Elastic: ゴム状に引き延ばす。
Scroll: スクロールさせる。

Displacement

引き伸ばした際に、引き伸ばし対象の先の範囲もそれに応じてずらすかどうか決める。

Transition Limit

TypeがTransitionかつDisplacementがtrueの場合の、トランジションさせる最大長さを決める。

Scroll

TypeがScrollのときのスクロール量。

Shape

どの形状でストレッチさせるか決める。
Linear: 線状に。
Radial: 放射線上に。

Center

起点。

Direction

方向。

Length

ストレッチさせる長さ、範囲。

Infinite Length

ストレッチさせる長さ、範囲を無限にする。

Linear Direction

ShapeがLinearのときの、ストレッチさせる方向。
Normal: Direction方向。
Inverse: Directionの逆方向。
Both: 両方向。
Mirror: 切断面を境に鏡状に。

Width

ShapeがLinearのときの、ストレッチさせる幅。

Infinite Width

ShapeがLinearのときの、ストレッチさせる幅を無限にする。

Edge Angle

ShapeがLinearの時の、起点の切断面の角度を決める。

Absolute Edge Angle

ShapeがLinearの時の、切断面の角度をDirectionからの相対角度で決定するか、レイヤー全体から見ての絶対角度で決定するかを決める。

Fixed End

ShapeがLinearの時で、切断面の角度がDirectionと直角でない場合、終端の角度を無理やりDirectionと直角になるようにする。

Transition Section

ShapeがLinearでFixed Endがtrueの時、終端を直角にするために辻褄を合わせる必要があるわけだが、その辻褄合わせに掛ける長さを決める。

Radius

ShapeがRadialのときの、始端となる半径。

Central Angle

ShapeがRadialのときの、ストレッチの範囲となる中心角。

Color Mode

ストレッチ箇所にどう色をつけるか。
Tint: 色合い。
Tint 2: 色合い2色。
Tint 3: 色合い3色。
Fill: 塗り。
Fill 2: 塗り2色。
Fill 3: 塗り3色。
HLS: HLS空間で弄る。
HLS 2: 両端をHLS空間で弄る。

Start Color, Mid Color, End Color

Color ModeがTint、Fillのときの指定色。

Start Hue, Start Lightness, Start Saturation, End Hue, End Lightness, End Saturation

Color ModeがHLSのときの指定HLS。

Blend Power

色の変化のし具合を決める。

Blend With Original

色を変化させた奴と、元の色を混ぜる。

Start Opacity

始端の不透明度。

End Opacity

終端の不透明度。

Apply To Displacement

Displacementした箇所にもEnd Color、 End Opacityを適用する。

Channel

閾値処理を行う際にどのチャネルを用いるか決める。
Luminance: 輝度。
Red: 赤。
Green: 緑。
Blue: 青。
Alpha: アルファ。
Hue: Reference Colorの色相との類似度。
Saturation: 彩度。
Lightness: 明度(HLS)。
Brightness: 明度(HSB)。
Distance from Color(RGB): Reference ColorとのRGB空間での類似度。
Distance from Color(HSB): Reference ColorとのHSB空間での類似度。
Custom Channel: 自分でChannelを定義する。

Reference Color

ChannelがHue、 Distance from Colorの場合に、参照とされる色。

Custom Channel

ChannelがCustomの際に、入力する式。

Threshold

この閾値以上のピクセルだけをストレッチさせる。

Threshold Softness

閾値処理の端の部分をなめらかにする。

Cut Off Displacement

TypeがNormalかつDisplacementがtrueの時に、Displacementさせた箇所も閾値処理を反映させる。

Wrap

レイヤーの外部をどうするか決める。
None: 透明。
Edge: エッジ部分をずっと伸ばした状態。
Repeat: レイヤーの内容を繰り返し。
Mirror: レイヤーを反転したものの繰り返し。

Composite Settings

どう合成するか決める。
Normal: 普通に元のレイヤーの中に埋め込む。
On Source: ストレッチ部分を元レイヤーの上に重ねる。
Behind Source: ストレッチ部分の上に元レイヤーを重ねる。
Stretch Only: ストレッチ部分だけを表示させる。

Source Opacity

元レイヤー全体の不透明度。

Stretch Opacity

ストレッチ部分全体の不透明度。

Blending Mode

ストレッチ部分と元レイヤーを重ねる際の合成モード。

Grow Bounds

テキストレイヤー、シェイプレイヤーに適用する際に、範囲をコンポサイズにまで拡張するか決める。

KikakuDadaa

概要

ある閾値を超えたピクセルをだだーっと引き延ばす。

UI

動画

パラメータ説明

Type

どうだだーっさせるか。
Intensest: 閾値を超えた中で一番強いのを。
Weakest: 閾値を超えた中で一番弱いのを。
Nearest: 閾値を超えた中で一番手前のを。
Farthest: 閾値を超えた中で一番奥のを。
First: 閾値を超えた中で一番はじめのを。
Last: 閾値を超えた中で一番最後のを。
Average: 閾値を超えたのを平均する。

Dadaa

だだーっする長さ。

Infinite Dadaa

無限にだだーっする。

Shape

どのように形状でだだーっさせるか。
Linear: 線状に。
Radial: 放射線上に。

Center

位置。

Direction

だだーっする方向。

Length

ShapeがLinearの際の、だだーっさせる範囲の長さ。

Infinite Length

ShapeがLinearの際に、ずっとだだーっさせる。

Width

ShapeがLinearの際の、だだーっさせる範囲の幅。

Radial Direction

ShapeがRadialの際の、だだーっさせる方向。
Inward: 内側に。
Outward: 外側に。

Start Radius

ShapeがRadialの際の、だだーっさせる始端の半径。

Central Angle

ShapeがRadialの際の、中心角。

Softness

だだーっの境界を柔らかくする。

Whole Area

だだーっさせる範囲を全体にする。

Channel

閾値の基準となるチャネルを決める。
Luminance: 輝度。
Red: 赤。
Green: 緑。
Blue: 青。
Alpha: アルファ。
Hue: Reference Colorの色相との類似度。
Saturation: 彩度。
Lightness: 明度(HLS)。
Brightness: 明度(HSB)。
Distance from Color(RGB): Reference ColorとのRGB空間での類似度。
Distance from Color(HSB): Reference ColorとのHSB空間での類似度。
Custom Channel: 自分でChannelを定義する。

Reference Color

ChannelがHue、 Distance from Colorの場合に、参照とされる色。

Custom Channel

ChannelがCustomの際に、入力する式。

Threshold Number

閾値の数。
One: 閾値一つ。
Two: 閾値二つ。

Threshold

閾値。

Threshold 2

閾値 2。

Passing Pixels Only

閾値を通過したピクセルの範囲のみをだだーっの対象とする。

Color Mode

だだーっしたピクセルに対する色調処理をどうするか決める。
Tint: 色合い。
Tint 2: 色合い2色。
Tint 3: 色合い3色。
Fill: 塗り。
Fill 2: 塗り2色。
Fill 3: 塗り3色。
Duotone: チャネルの値に応じてデュオトーン。
Tritone: チャネルの値に応じてトライトーン。
HLS: HLS空間で弄る。
HLS 2: 両端をHLS空間で弄る。

Toner White, Toner Black

Color ModeがDuotone、 Tritoneの時の、トナーのかかり具合の位置を決める。

Start Color, Mid Color, End Color

Color ModeがTint、Fill、Duotone、Tritoneのときの指定色。

Start Hue, Start Lightness, Start Saturation, End Hue, End Lightness, End Saturation

Color ModeがHLSのときの指定HLS。

Blend Power

色の変化のし具合を決める。

Blend With Original

色を変化させた奴と、元の色を混ぜる。

Start Opacity

始端の不透明度。

End Opacity

終端の不透明度。

Composite Settings

どう合成するか決める。
On Source: だだーっ部分を元レイヤーの上に重ねる。
Behind Source: だだーっ部分の上に元レイヤーを重ねる。
Dadaa Only: だだーっ部分だけを表示させる。

Source Opacity

元レイヤー全体の不透明度。

Dadaa Opacity

だだーっ部分全体の不透明度。

Blending Mode

だだーっ部分と元レイヤーを重ねる際の合成モード。

Grow Bounds

テキストレイヤー、シェイプレイヤーに適用する際に、範囲をコンポサイズにまで拡張するか決める。

KikakuLinearFitting

概要

隣り合うピクセルが近似してる場合に結合し、ライン状に長方形を形成していく。

UI

動画

パラメータ説明

Channel

どのチャネルを用いて色を比較するかを決定する。
RGB: RGB空間における距離。
Luminance: 輝度。
Red: 赤。
Green: 緑。
Blue: 青。
Hue: 色相。
Lightness: 明度。
Saturation: 彩度。

Threshold

結合するかどうかの閾値。

Sampling

どの位置のピクセルをサンプリングするか。
Center: ブロックの中央のピクセル。
Average: 平均。

Fitting Map

別のレイヤーの色情報に基づいて分割処理を行う。

Block Height

各ブロックの高さ。

Minimum Length

結合させる際の最低長さ。

Maximum Length

結合させる際の最大長さ。

Direction

方向を決める。

Direction Mode

各ブロックがDirectionの方向にトランジションしていくか、それとも逆方向にトランジションしていくかを決める。
Normal: 全て順方向。
Inverse: 全て逆方向。
Alternate: 順方向から始まり交互。
Alternate 2: 逆方向から始まり交互。
Random: ランダム。

Direction Seed

Direction ModeがRandomのときのシード。

Start

Fittingし始める位置を変える。

Start Noise

各ブロックのStart位置にゆらぎを与える。

Start Seed

Start Noiseのシード。

Offset

ブロック位置のオフセット。

Vertical Gap

ブロック間の隙間の大きさ。

Horizontal Gap

ブロック内における結合した長方形間の隙間の大きさ。

Span

隣の長方形をつなげる。

Edge Thickness

形成した長方形のエッジの幅。

Edge Mode

エッジ部分の色調をどうするか決める。
HLS: 色調、明度、彩度を変える。
Color: 特定色にする。

Edge Hue, Edge Lightness, Edge Saturation

Edge ModeがHLSの時の、色相、明度、彩度の変化具合を決める。

Edge Color

Edge ModeがColorの時の、色。

Swap Colors

エッジの色とメインの色を入れ換える。

KikakuStretchTransition

概要

KikakuStretchをトランジションに特化させたバージョン。

UI

動画

パラメータ説明

From

トランジション元の動画を選択する。

To

トランジション先のレイヤーを選択する。

Layer 1, 2, 3, 4, 5

対象レイヤー。

Completion

トランジションのし具合。

Delay

一つの前のブロックのトランジションがどの程度進んでから次のブロックがトランジションし始めるか。

Block Height

各ブロックの高さ。

Direction

方向。

Direction Mode

各ブロックがDirectionの方向にトランジションしていくか、それとも逆方向にトランジションしていくかを決める。
Normal: 全て順方向。
Inverse: 全て逆方向。
Alternate: 順方向から始まり交互。
Alternate 2: 逆方向から始まり交互。
Random: ランダム。

Direction Seed

Direction ModeがRandomのときのシード。

Order

ブロックのトランジションする順。
Normal: 上から順に。
Inverse: 下から順に。
Random: ランダム。

Order Noise

トランジションする順に対して乱雑さを加える。

Order Seed

OrderのRandom及び、Order Noiseに対するシード。

Easing Type

イージングの種類。

Easing Mode

イージングの仕方。

Center

トランジション範囲の中心位置。

Width

トランジション幅。

Wrap

外部を定義するか。
None: 透明。
Edge: エッジを繰り返す。
Mirror: 鏡のように繰り返す。

KikakuLinearFittingTransition

概要

KikakuLinearFittingをトランジションに特化させたバージョン。

UI

パラメータ説明

From

トランジション元の動画を選択する。

To

トランジション先のレイヤーを選択する。

Layer 1, 2, 3, 4, 5

対象レイヤー。

Channel

どのチャネルを用いて色を比較するかを決定する。
RGB: RGB空間における距離。
Luminance: 輝度。
Red: 赤。
Green: 緑。
Blue: 青。
Alpha: アルファ。
Hue: 色相。
Lightness: 明度。
Saturation: 彩度。

Completion

トランジションのし具合。

Delay

一つの前のブロックのトランジションがどの程度進んでから次のブロックがトランジションし始めるか。

Sampling

どのピクセルをサンプリングするか。
Center: ブロックの中央のピクセル。
Average: 平均。

Mid Color

中間地点での、色をどのレイヤーから取得するか。0%でトランジション元100%、100%でトランジション先100%。

Transition Length

トランジション元から中間地点での色、中間地点からトランジション先の色へ変化する際、どのくらいの早さでトランジションさせるかを決める。

Block Height

ブロック高さ。

Limit Maximum Length

Fittingする最大長さをCompletionの進行に合わせて制限する。

Direction

方向。

Direction Mode

各ブロックがDirectionの方向にトランジションしていくか、それとも逆方向にトランジションしていくかを決める。
Normal: 全て順方向。
Inverse: 全て逆方向。
Alternate: 順方向から始まり交互。
Alternate 2: 逆方向から始まり交互。
Random: ランダム。

Direction Seed

Direction ModeがRandomのときのシード。

Start

Fittingし始める位置を変える。

Start Noise

各ブロックのStart位置にゆらぎを与える。

Start Seed

Start Noiseのシード。

Order

ブロックのトランジションする順。
Normal: 上から順に。
Inverse: 下から順に。
Random: ランダム。

Order Noise

トランジションする順に対して乱雑さを加える。

Order Seed

OrderのRandom及び、Order Noiseに対するシード。

Easing Type

イージングの種類。

Easing Mode

イージングの仕方。

カスタムチャネル

2 * abs(a - 0.5)

変数

a: アルファ。
r: 赤。
g: 緑。
b: 青。
h: 色相。
l: 明度。
s: 彩度。
y: 輝度。

定数

pi: パイ。
e: ネイピア数。

一変数関数

sin: サイン。
cos: コサイン。
tan: タンジェント。
asin: アークサイン。
acos: アークコサイン。
atan: アークタンジェント。
sinh: ハイパボリックサイン。
cosh: ハイパボリックコサイン。
tanh: ハイパボリックタンジェント。
exp: 指数関数。
log: 自然対数。
log10: 常用対数。
sqrt: 平方根。
abs: 絶対値。
ceil: 切り上げ。
floor: 切り下げ。

二変数関数

atan2: アークタンジェント。
pow: 累乗。
fmod: 剰余。
min: 最小。
max: 最大。